2014.10.2404:10
ぞ

ぞっとした。
国電の乗り換え駅で「あー、あと一分。走れ~」とぱたぱた走り、きゅと進む方向を直角に変更。その際に左足の片足のみで踏ん張った。方向転換を決め、階段を走って降りると列車のドアーは今まさに閉まっているところ。残念ながら乗れませんでした。
その日は雨。自分の行為を思い出してぞっとした。あの時踏ん張った左足の床が濡れていてつるっと滑ってもおかしくない日だったのだ。あれで左足が滑ったら大きく転倒して階段も近いしタイヘンなことが起きたのかもしれない。「廊下は走らない」と小学生の時に学んでいない証拠だ。もう大人なのに。何事もなくてよかった。
「ぞ」は何か。ぞっとして、はっとして、ほっとして、しゅっとして、ソックス促音。
しばしのお別れ。さよおなら(かがくのとも『おなら』より)。
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